こんな本を見つけました ”京の「粋場」歩き”松山猛著

先日図書館に行ったら こんな本が目に留まりました。
画像”京の「粋場」歩き”  著者は松山猛さん。

この松山さんという人は みなさんご存じの方も多分おられるでしょう その昔 フォーククルセイダーズと共に「帰って来たヨッパライ」を作詞された方だそうです。

”おらは死んじまっただ~”で始まるユニークな歌。
私も時々口ずさみましたけど それほどに有名な歌でした。

その松山さんがこの本”京の「粋場」歩き”の最初に まえがきとして書かれているのが「粋場とは何か」という文章です。

実は昨年の暮れ 何を思ったのか突然に小さな山の家をゲットした私が その山の家を”私の「粋場」”と名付け このブログにも数回登場させました。

これを読んでまさに我が意を得たり。
私が自分の小さな山の家を”私の「粋場」”と呼ぶその気持ちを このまえがきを借用(概略)してご説明したいと思いました。


「粋場」という空間は、自分たちの行動半径中に在る、特別な場所であった。
昭和30年代頃までは、京都の子供たちがよく使った言葉だ。

そこは大人たちの社会とは一線を画した子供の魂の琴線に触れる空間と言えようか。
「ここの場所を、よその町内の奴らに教えたらあかんで」とリーダー格の少年が念を押す。粋場は秘密に満ちていた。

「粋場」の「粋」は⦅言苑⦆によると、「まじわりけのないこと、すぐれたもの、世態・人情に通じていること、特に花柳界又は芸人社会などの事情に通じていること」とある。

「粋」の字を訓読みすれば粋(イキ)となり、気立てや心もちを表す「意気」に通じる言葉が、昔の京都ではイキというよりスイと言っていたような気がする。(中略)

幼年の頃の粋場を、どこか胸の奥にしまい込んで僕らは大人になっていく。それら粋場も、中学生になると忘れてしまう、つまり粋場は別の次元へとシフトしてしまったわけだ。・・・



このようなまえがきでこの本は京都を知りたいと思う人たちへ、京の粋場へのいざないができれば・・・ということで、
「京の食悦」   「洛中散歩の快楽」  「京の贅沢地図」  「京からの小さな旅」  と四章からなる松山さんが選んだ京都の粋場案内の本です。

京都に興味のある方にはとても面白い本ですヨ! お勧めです。




で、昨年ゲットした私の小さな山の家を”私の「粋場」”と呼ぶ その感じがお分りいただけたでしょうか?

京都の子供たちが使っていたその「粋場」という言葉を 私はある意味ノスタルジックな気持ちで子供の頃に還り 私だけの特別な場所という気持ちで「粋場」という言葉を使いました。

この「粋場」は春から秋がとても気持ちが良いところだと土地の人が教えてくださいました。
今年初めて迎える春から秋、 どんなに私をいざなってくれるかちょっぴり楽しみな今日この頃です。







この記事へのコメント

usako
2014年03月27日 22:54
「すいば、見つけたんや、今度あんただけ・・・」とに自慢そうに話してた頃を懐かしく、それは小学時代ですね。中学生になると、ほんとそんなことついぞ言わへんようになったな。松山さんの本私も買います。
「すいば」って言葉はどきどきするね。愉しいなぁ。オープンカーに乗ったり、まだまだ面白いこと、初体験いっぱいできそうな予感がしますね。ぴあのさん!!
なりひら
2014年03月28日 00:09
「酔場」ですか・・初めて耳にする言葉です。桜の「酔場」ってあるんだろうか?今年も1か所、訪れる所を決めないといけません。
http://happy.ap.teacup.com/ibaraki-doji/
ぴあの
2014年03月28日 22:16
なりひらさん、
「粋場」と「酔場」は大違いですけど・・・。多分変換間違い?
桜の「粋場」ですか?!  
なりひらさんが今まで見てこられた中でここの桜が好き、誰にも教えたくない・・・そんな桜の場所があればそこがある意味「なりひらさんの桜の「粋場」になるんではないかと。
私にとって桜の「粋場」ってどこかな・・? 改めて思い巡らしています。
ぴあの
2014年03月28日 22:19
usakoさん、
「すいば」がこんな粋な字になるなんて思いもよらず 小学校の頃は本当によく「私のすいば」って言葉を使いましたね。私の校区には船岡山があったのであちこちに粋場を作っては仲良しの友と遊びまわりました。今の様にテレビもなかった時代ですもの。「すいば」ってほんとどきどきする言葉やったね~
あ~ぁ 歳とったわ!!

この歳になって初体験がいっぱいできそうな予感ですって? 喜んでいいのやら悲しんでいいのやら 複雑な心境で~す。
lavie
2014年03月29日 11:36
う~ん、この記事を読んでなんとなく分かりました。
ぴあのさんにとって、この粋場は、だんなにとってのオープンカーと同じ位置だと。
ぴあのさんのセカンドハウスは、だんなのセカンドカー
うらやましい限りです。人生楽しまなくては損ですね。
私も私のセカンド○○を探し、見つけます
とりあえず、行きたい海外旅行には今すぐ行けませんので、好きなブランドの雑貨を明日ショッピングに行こうと思います。
結婚30周年の旅行はできませんが、その分思い切って好きなものを買っちゃえと思います。それが、私の粋場?
粋場とは、昔で言えば、秘密基地。
誰にも教えたくないところ。
学校帰りに小さな林があり、そこに入って、椎の実を拾い、食べたのが思い出です。帰り道つばなを食べて、これは、姫(食べられるもの)これは、じじ、ばば(固くて食べられないもの)と言い当てて、帰ったのも思い出です。そんな小さな頃の思い出が粋場につながっていくのでしょうね。
ぴあのさんの心意気が素敵です。(でも、うちのだんなは今持って許せません
人生ゆっくり
2014年03月29日 16:55
粋場・・時々この言葉を拝見していますが、キチンとブログを読んでないので、イマイチよく理解できておりません・・。
松山猛氏は、風貌に似あわず、なかなか「粋」な文章を書きますね、本を買ったことはありませんが・・。「ヨッパライ・・」の作詞家でしたか、知りませんでした。「ヨッパライ・・」は、私の学生時代でした。
そういえば、メンバーの一人だった北山修氏は、時々「精神科医」の肩書付きでテレビに登場されていますが、当時は府立医科大の学生、時は移ろい・・ですね。
ぴあの
2014年03月29日 21:20
lavieさん、
ご主人のセカンドカーと我が粋場が同じ位置ですか?!
まあ、そういえばそうかもですね!
そうね、人生を楽しまなくっちゃ。一生懸命働いてきたのですもの。
そういう意味でどうぞご主人の楽しみを認めてあげて許してあげてください。
賭け事なんかに使われるよりず~~っとましですよ

幼いころをたまに思い出してみるのもいいと思いますけど どうかしら?
lavieさんも一生懸命働いてられるのですもの 大いに人生をエンジョイなさってください。(私から見れば十分にエンジョイされてると思いますけど!
ぴあの
2014年03月29日 21:34
人生ゆっくりさん、
蛇足ですが、同じくフォーククルセイダーズの端田宣彦さんは同志社大学の神学科生だったそうですよ~
この本には島田晴彦氏の言葉の引用して 第一に健康、第二に強い好奇心、第三に友人を持つことが大切で友人とは情報ということでもある。と書いてられます。
この著者松山さんは京都生まれで私と年代が同じなので、その書かれていることは「ホント、そうだわ」と感じること多々で納得しながら読みました。

この粋場案内では「古き良き時代の破片を可能な限りひろい集めるように描いた」と書いてられます。なかなか面白い本でした。
人生ゆっくり
2014年04月07日 18:29
「はしだ」氏が神学部・・それはビックリでした、「日本のラスプーチン氏」も確か神学部だったですよね、なかなか手ごわい学部ですね。
「八重」研究家として、昨年、テレビにも登場された神学部「M」教授は、私の何代か前の部長だったようです。
ぴあの
2014年04月07日 22:27
人生ゆっくりさん、
神学部ってどんなことを勉強されるのでしょう。
就職先はどんな方面かしら?
ちょっぴり気になるところです。

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