「アツモリソウ」ってご存じ? 池の谷薬草園にて

このGWのある日の午前、池の谷薬草園に行ってきました。

我が粋場から歩いて15分程のところにあり、恰好なウオーキングコースです。

山道に入っていくと鶯のまさしく「ホーホケキョ」があちこちから聞こえてきて、心和むウオークが楽しめます。
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薬草園は池の谷地蔵尊の横と 反対側と2か所に分かれています。

杉林の中の林道を抜けると急に日差しを感じる明るい場所に出て、写真の左側に池の谷地蔵と薬草園。そして写真の右側にも谷に降りる形で薬草園があります。
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先日行ったときは石楠花が満開でとってもきれいでした。
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で、今日の話題、「アツモリソウ」ってご存じかしら?

京都の嵯峨野のお寺の庭にもよく立札が立ててあって「アツモリソウ」と書かれているのですが、咲いているところを一度も見たことがありませんでした。

この「アツモリソウ」の名前が私は好き。理由はあの一の谷の合戦で 平家物語の平敦盛の最期の話にちなんでいるのです。

神戸の一の谷の合戦で敗れた平家を追って、熊谷直実は、 自分の息子と同じ年ごろの平敦盛の首を討ち取らざるを得ず、その後、その霊を弔うために出家しました。

当時の武者は、後ろからの矢を防ぐために母衣(ほろ)を背負っていたそうで そのうす茶色の花の袋状のところを、熊谷直実が背負った「母衣」に見立てたそうです。
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こちらが「アツモリソウ」 

ずっと どんな花かしらと気にかかっていたのですが やっと見ることが出来ました。

とっても可愛いお花です。

すっかり虜になりました。

『平家物語』によれば直実は、波際を逃げようとしていた平家の公達らしき騎乗の若武者を呼び止めて一騎打ちを挑む。直実が若武者を馬から落とし、首を取ろうとすると、ちょうど我が子・直家ぐらいの齢だった。

直実が「私は熊谷出身の次郎直実だ、あなたさまはどなたか」と訊くと、敦盛は「名乗ることはない、首実検すれば分かることだ」と健気に答えた。これを聞いて直実は一瞬この若武者を逃がそうとしたが、背後に味方の手勢が迫る中、「同じことなら直実の手におかけ申して、後世のためのお供養をいたしましょう」といって、泣く泣くその首を切った。

その後、首実検をするとこの公達は清盛の甥・平敦盛と判明、齢十七だった。討ち死にの折に帯びていた笛「小枝」(さえだ)は、笛の名手として知られた敦盛の祖父・忠盛が鳥羽上皇から賜ったものだという。これ以後直実には深く思うところがあり、仏門に帰依する思いはいっそう強くなったという(『平家物語』)。

家督を嫡子・直家に譲った後、建久4年(1193年)頃、法然の弟子となり出家した。法名は法力房 蓮生 (ほうりきぼう れんせい)である。(以上ウイキペデイアより)


このほか気になったのが「ニュートンのリンゴの木」
こんな説明がなされてました。ちょっと気になる木でしょ!
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今の時期シャガが満開でした。「薬草の小径」にもたくさん咲いていました。
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そして我が粋場には 大好きな「すずらん」が花を少し付け出しました。

早く満開にならないかしら?!

とっても楽しみです。



この記事へのコメント

JT
2014年05月14日 19:40
突然すみませんが、この花はクマガイソウではないですか?
ぴあの
2014年05月14日 19:57
JTさん、
コメントありがとうございます。
私も見たのは初めてで、ここ、池の谷薬草園では「アツモリソウ」の立札が立っていました。念の為ブログに立札の写真を追加しました。

一応ウイキペデイアで調べましたところ、下記の様に書かれてました。
「和名は、袋状の唇弁を持つ花の姿を、平敦盛の背負った母衣(ほろ)に見立ててつけられている。また、この命名は熊谷直実の名を擬えた同属のクマガイソウと対をなしている」
私としましては「アツモリソウ」と「クマガイソウ」どちらがどうなのか見分けがつきませんでしたので立札の通り「アツモリソウ」と書きました。
ぴあの
2014年05月15日 21:05
JTさん、
もう一度調べました。
「クマガイソウ」が正しいみたいですね。
ご指摘 ありがとうございました。
ぴあの
2014年05月16日 21:27
JTさん、
今日、再度 薬草園に行ってきました。
前回行ったとき咲いてなかったのですが 今日は咲いているこの花を見つけました。
これが「アツモリソウ」だと思います。
いろいろ、ややこしくなりましたが、本当にありがとうございました。
JT
2014年05月30日 19:14
お手数を煩わしてしまい申し訳ありません。綺麗なアツモリ草ですね。いつ観ても素敵な花です。私のところでは、今年15鉢程咲きました。
ぴあの
2014年05月30日 20:48
JTさん、
本当にご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
JTさんに教えていただかなかったら「クマガイソウ」と「アツモリソウ」の間違いが気付かなかったです。
まず葉が違いますね。これできっちり覚えましたよ。
「アツモリソウ」にあこがれてましたので(名前の由来から)正しいのがわかって本当に嬉しいです。
ありがとうございました。
これに懲りず、又教えてください。よろしくお願いします。

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