開山無相大師650年遠諱記念「妙心寺展」

ものすごく混雑するだろうな・・・なんて思いつつチケットをしまいこんでいて、フト気がつくと 最終日はもう真近か。

画像
昨日、一日かけてゆっくりと鑑賞してきました。

またこのフレーズがいいです。

 看よ 看よ これぞ禅の真骨頂
          知られざる名宝
              一挙公開

   問いかける禅のこころ

何か胸にぐっとくる言葉が飛び込んできます。

ちゃんと招待券もゲットしました。
画像









日をずらしたのは正解でした。
待ち時間無しで入ることが出来ました。これだけテントが並んでいるという事は さぞかし満員の日があったことでしょう~~
画像


私が一番見たかったのは 如拙の 国宝「瓢鮎図」です。
以前 「退蔵院」に行ったときはパネルの展示だけで本物を見ることが出来ませんでした。
この妙心寺展は3月24日から始まっていましたが 途中で作品の入れ替えがあり、この「瓢鮎図」は4月21日から展示されることとなっていたのです。有名な作品なのでご存知の方も多いと思います。
画像
この作品は「瓢箪で鯰をおさえとることができるか」というテーマに基づいたもので、室町幕府の第四代将軍の足利義持(1386-1428)の命令により、如拙が描き、またその問いに対する答え(思いや感想)を禅僧たちが詩の形で書き付けてあります。

私は「禅」の事はよく判りません。とりあえずこの「瓢箪で鯰をおさえとることができるか」というテーマに関して禅僧たちがどんな答えを出しているのかもとても興味がありました。

ところが絵の上部の書付をみても、よく読めません。結局 音声ガイドの言葉で少しわかりました。
ある人は
「瓢箪も鮎もすべりやすく、おさえつけられぬ。傍でこれを見るものは大笑い」
またある人は
「瓢箪でおさえた鮎でもって、吸い物を作ろう。ご飯がなけりゃ、砂でもすくって炊こうではないか」
こんな人もおられたようです。
「瓢箪で鮎を押さえつけるとは、なかなかうまいやり方だ。もっとうまくやろうなら、瓢箪に油をぬっておくがよい」

今まで どんなことが書いてあるのか興味がありましたが、少しばかりわかって なんと昔の人々の心の豊かさが
垣間見え ますます面白く感じました。   (中国では鯰のことを鮎と言うらしいです)

「禅」って未だによく判りませんが 「無我の精神」なのでしょうか?!   でも やっぱりよく判りません。

そして迫力満点の 狩野山楽の「龍虎図屏風」 メトロポリタン美術館に渡った狩野山雪の「老梅図襖」など、とっても素晴らしい作品を見ることが出来ました。

まあ、凡人の私としては 妙心寺に度々出かけられる その幸せを感じた一日でした。

"開山無相大師650年遠諱記念「妙心寺展」" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント